7月の相談件数が14都県で過去最高に

8月も下旬、相変わらず酷暑が続いているが、先が見えた陽気となっている。ここにきて、コメ不足がマスコミで報道されているが、どうしたことか。社会構造のベーシックなところが緩んできているのではないだろうか。政治が緩んでおり、その関係で社会の至る所のねじが緩んできているような気がする。新米が出始めたとの報道があり、コメ不足は早晩収まると思うが、国民生活の基本の主食である、コメ不足はいただけない。

昨日から東京大学教養学部の3年生が9月下旬までの予定で、週に3日ほどインターンにきている。千葉県出身で地方創生に興味があり、参与観察の手法を用いてフィールドワークを行いたいのこと。「移住決定までのプロセスを可視化できると移住の需要に答えられるのでは」との仮説を立てているようだ。最終日にセンターで学んだことを発表してもらう予定で、今から楽しみだ。

また、今日は12年前に韓国でも地方移住を取り組みたいと交流した、ボランティア団体の方が訪れた。センターの取り組みが飛躍的に拡大していることに驚き、何か連携できないかとの考えを伝えられた。韓国も全人口の4割がソウルに集中しており、一極集中の弊害も我が国に勝るとも劣らない状況にあるようだ。

この程、7月の相談件数の過去5年間の実績の比較が明らかになった。この報告によれば、7月の相談実績は7月としては過去最高で、前年比では107%となった。過去5年間で過去最高の相談件数の県は、福島・栃木・群馬・千葉・東京・福井・山梨・長野・静岡・滋賀・和歌山・島根・広島・佐賀の14都県であった。中でも、定期的に出張相談会などを開催している山梨・長野・静岡といった人気県に加え、栃木・群馬の両県は県のHPからの問い合わせをセンターのブースに集中させることで、相談件数が毎月伸びている。佐賀県は相談者フォローをしっかり行った結果、相談件数が増加するなど結果を出している。

取材・来客は、20日は高知県田中県議視察。21日はいわき市市民協働部長、同課長と意見交換、徳島県議会議員4名が視察に。22日は福島県鮫川村村長、同副村長、同棚倉町議会議長、同塙町議会議長が視察に。山形県遊佐町町長表敬訪問。27日は福島県棚倉町町長来訪、懇談。28日は厚労省職安局審議官、ハローワーク飯田橋所長、着任挨拶。群馬県高山村村長、同建設部長来訪。移住者受け入れの成果を紹介いただいた。

山形県遊佐町の松永町長と

福島県鮫川村宗田村長・鈴木副村長・前田議長、棚倉町佐藤議長、塙町鈴木議長と

群馬県高山村の後藤村長と

徳島県県会議員らと

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