移住・定住、新任担当者研修会、好評裡に終了

例年、この時期に実施している「移住・定住業務新任担当者研修会」は14県から46名の参加で28日午後、センターのセミナールームで開催した。この研修会は、現場で直接移住政策を担当する職員向けに開催するもので、センターとしても重視してきた経緯がある。今年は稲垣副事務局長を中心に、問題提起を含めた講演や実践編と位置付けたワークショップを行った。最後に懇親会も行われ、参加者から移住に対する抱負や、参加して整理された課題などが語られ、「参加してよかった」との感想をいただいた。

30日には、北海道斜里町の知床3堂(毘沙門堂、太子堂、観音堂)の30回目の例大祭に出席した。知床3堂は、センター初代理事長の立松和平君が、斜里町の佐野博氏や京都仏教界、奈良法隆寺などの協力を得て1995年に建立した。梅雨のない北海道の空は晴天で、ギラギラした太陽が照り付ける中、「世界平和と世界遺産・知床の自然との共生」を願った。途中、ポプラの大きな種子が風に飛ばされ、式典を祝うように浮遊し、参加者を驚かせる場面もあった。参加者は例年を大きく上回る350人が集まり、30年を祝った。

5月は56回の移住セミナー、フェアを開催した。その内訳は、30都道県4市、1町が実施した。30日の東京交通会館12階のイベントホールで開催した高知県の「高知暮らしフェア2024夏」、「高知就職・転職フェア2024」はあわせて、284組395名の参加で賑わった。前日の29日には大阪でも同じテーマで開催し、152組227人の参加があった。高知県は2018年から「2段階移住」を進め、まず県都・高知市への移住を行い、しかるべき時期を経過した後に、高知市以外の33市町村のいずれかに移住してもらう施策を展開中だ。

今週末の7月6日に東京交通会館12階で行われる「東北移住&つながり大相談会2024」はキャッチフレーズを「七夕に願いを きっと見つかる運命のまち」として、青森県18自治体、岩手県19自治体、宮城県15自治体、秋田県13自治体、山形県17自治体、福島県39自治体で計117団体121ブースが有楽町に結集する。人口減が他の地域に比べて進んでいる東北各県が協力して行う渾身のイベント。会場には七夕飾りと短冊が用意され、自由に願いごとを書いて飾ることができる。また、31団体が“わが町の自慢お伝えしまshow”と、PRコーナーも開設される。さらに3ブース以上で移住相談された方にはご当地グッズのプレゼントも用意している。当日参加OK。是非共の参加を!

取材、来客は、27日は福島県鮫川村鈴木副村長が視察。7月2日は島根県定住財団新理事長着任挨拶、意見交換で島根県での取り組みに対する期待を語っていただいた。北海道芦別市長意見交換。自治労出身で思い出話しに花が咲いた。3日は宮城県加美町農業委員会16名の視察。

移住・定住業務新任担当者研修会にて

北海道芦別市の荻原市長と

宮城県加美町農業委員会の皆さんと

 

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