NPO総会、満場一致で次年度方針を承認

いよいよ東京も梅雨入りしたと発表があった。17日に、全国に20カ所ある政令市で唯一相談ブースを配置し、県の4年連続人気ランキング第1位を裏打ちしている静岡市の「I Love しずおか協議会」の2024年度通常総会で「人口減社会におけるふるさと回帰運動を考える」をテーマに記念講演をさせていただいた。早い段階から、政令市の中で唯一、センター内に相談ブースを置いて、ふるさと回帰運動に参加し、しっかりこの運動を支えていただいている静岡市からの要請とあっては断れず、喜んで出かけた。この協議会は市内の中心市街地{おまち}の活性化をテーマに全452会員(正会員・136社、賛助会員254社、個人61名、特別会員静岡市)で構成され、オール静岡で主体的に「おまち」のにぎわいや元気を育て、情報発信していこうと2012年に立ち上げられた、全国でも稀な組織といっていいようだ。質疑応答を含めて2時間、良い交流ができたと思っている。

先週末の15,16日は移住セミナーや幾つかの県のフェアなどが20回も開かれ、賑わった。とくに、16日の福井県の地域おこし協力隊募集説明会には20組21名が集まった。県側からも、関係課から13名が参加して説明会に臨み、今回の募集用に冊子を作成するなど、人材確保に力が入っていた。新幹線効果なのか、福井県の動きが活発になっている。ほかに、北海道も「北海道移住相談会2024」を開き、自治体と企業で52団体が参加、過去最高の384名が来場した。

16日の「やまがた移住、交流フェア2024」は昨年比でほぼ倍増の252組345名の参加と気を吐いた。理由はいくつかあるが、昨年までは秋に開催したものを今年は山形の名産のサクランボの季節に、しかもポスターもピンク色のサクランボをあしらった季節感のあるものとし、PRも各参加自治体が独自に行うなど、総力戦の取り組みが功を奏したようだ。参加自治体は全35自治体の9割の32自治体と盛り上がり、この勢いを次年度につなぎたいものだ。

また、この日は、1月から岡山県玉野市の地域おこし協力隊に着任した前岡山県移住相談員の金子さんが好物の岡山名物「大手まんじゅう」をもって顔を見せ、活動の一端を話し、玉野市の広報誌の表紙で紹介されたと嬉しそうに近況を語ってくれた。また、山梨県移住相談員であった渡辺さんも「信玄餅」を持って元気な顔を見せてくれた。それぞれ地方において活躍されていることを知り、安心した。

19日はNPOの第27回の通常総会を有楽町のセンターセミナールームで開催。満場一致で2024年度の事業計画などが承認された。詳細は次号で報告します。

取材、来客は、15日は広島県移住担当の森上さんが来訪。16日は石川県徳田副知事が視察に。久しぶりに意見交換。復興支援を含めた移住者受け入れの取り組み強化について話した。山形県のふるさと山形移住・定住推進センター大山専務理、県移住定住・地域活力創生鏡課長と意見交換。18日は福岡県新宮町桐島町長視察、離島の看護士募集に協力を求められた。いわき市東京事務所所長来訪、懇談。

岡山県玉野市の地域おこし協力隊の金子さん(前岡山県移住相談員)と

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